2011年 01月 09日
2010年9/19(sun) シャンパーニュ 「MUMM」見学
「MUMM」
18世紀に
ワインの製造からはじめた
老舗中の老舗シャンパン・メゾン。
コチラで製造過程の見学と
シャンパンのテイスティングなどを行います。
シャンパンのテイスティングなどを行います。
うーん、いかにも~っていうこの階段
アールヌーヴォーな絵じゃありませんか。
ちなみに
次に行く“Moet&Chandon”は
ミュシャが宣伝ポスターを
描きました。
これはマグナムかな?
ジェロボアムだったかしらん?
これを“ドアストッパー”にしているのが
実に面白い。
ジェロボアムだったかしらん?
これを“ドアストッパー”にしているのが
実に面白い。
ワイナリーツアーそのものは
何度も勝沼で経験していますので
さほど珍しいことはないのですが
“MUMM”で使用される葡萄の
品種に“ピノ・ムニエ”という
のを見て初めて知り
“へーほー”に
なっておりました。
ずらりと並ぶ木の樽。
木樽についてる名札には
葡萄の採れた村の名前が
記載されています。
葡萄の採れた村の名前が
記載されています。
これは貯蔵タンク。
中はタイル貼りになっています。
勝沼の「ルミエール」は
石造りでしたね
色んな大きさのボトル。
私が知っているのは“ジェロボアム”まで。
私が知っているのは“ジェロボアム”まで。
電灯カバーにボトルを使用していますネ。
さっきの“ボトルのドアストッパー”といい
なかなか面白いインテリアセンスやわ~
さっきの“ボトルのドアストッパー”といい
なかなか面白いインテリアセンスやわ~
整然と並ぶボトル。
適当に並べているのではなく
少しずつ角度を変えて
澱をボトルの口の方へと
移動させるのですね。
もちろん、この間
一日一度、
ボトルを回転させるのです。
大きな本にMUMM社の歴史が書かれています。
本をめくって説明しているのは
私達日本人担当のガイド、アニーさん。
本をめくって説明しているのは
私達日本人担当のガイド、アニーさん。
ずっと暗~い所を通ってきましたが
だいぶ、明るいところに帰ってきました。
だいぶ、明るいところに帰ってきました。
おっ
すごく大きなボトルが置いてありますネ。
な~んちゃって、
これはビニール製なんです。
よく浮輪とかにある、
空気を入れるタイプのもの。
なのでカンタンに抱えちゃえます
一応2人で持っていますが。
こんなに大きかったんだなぁ
人と写ると大きさがよくわかると思います。
ワイナリー見学の最後は
現在リリースされている商品の紹介コーナーも。
現在リリースされている商品の紹介コーナーも。
見学が終わるとおまちかねのテイスティングです。
一人1杯ずつ、甘口か辛口を選べます。
€8でワンランク上のものを有料テイスティングで楽しめますので
小鞠ちゃんと1つ買ってみてシェアすることにしました。
モノは試しやん
一人1杯ずつ、甘口か辛口を選べます。
€8でワンランク上のものを有料テイスティングで楽しめますので
小鞠ちゃんと1つ買ってみてシェアすることにしました。
モノは試しやん
ここでガイドのアニーさんから貴重なアドバイスが。
「テイスティングするときは“上モノ”から試しなさい。
先に安い方を飲んでしまうと、微妙な味わいが解らないから。」
なるほどーーー!
ってんで、早速有料の“上モノ”を
先に注文いたします。
左がそうです。
グラン・クリュのものを注文いたしました。
より“透明度”が高いのが解ると思います。
先に注文いたします。
左がそうです。
グラン・クリュのものを注文いたしました。
より“透明度”が高いのが解ると思います。
「いただきま~~~す!」
右は無料の辛口タイプ。
これはこれでおいしかったのですが
さすがにグラン・クリュの方は
私みたいな素人が飲んでもハッキリと解る美味しさでした。
味にも“透明感”があるのですね。
右は無料の辛口タイプ。
これはこれでおいしかったのですが
さすがにグラン・クリュの方は
私みたいな素人が飲んでもハッキリと解る美味しさでした。
味にも“透明感”があるのですね。
ガイドのアニーさんともカンパーイ!
アニーさんは東京オリンピックの時に既に日本で
フランス語の講師をされていたのだそうです。
とても達者な日本語。
なので、ガイドさん同士でフランス語をしゃべってらっしゃると
そっちの方が妙に違和感あったりして
アニーさんは東京オリンピックの時に既に日本で
フランス語の講師をされていたのだそうです。
とても達者な日本語。
なので、ガイドさん同士でフランス語をしゃべってらっしゃると
そっちの方が妙に違和感あったりして
明るいテイスティングルームで
昼間っぱらから
おいしいシャンパンを飲む。
中央の大きなガラスの
シャンパングラスが美しい。
テイスティングルームの奥にはショップがあります。
右上の赤いボトルは“ボトルカバー”です。
持ち運びに便利!
でもこれは・・・
多分“MUMM”のボトルにしか合わないんだろうなぁ
右上の赤いボトルは“ボトルカバー”です。
持ち運びに便利!
でもこれは・・・
多分“MUMM”のボトルにしか合わないんだろうなぁ
同じ買うならさっきのグラン・クリュのやつ、と思ったけれども
やっぱり高かったのよー
まだこれから“Moet&Chandon”にも行くこともあるし
ここでは何も買わずにいる事にしました。
ところで、無知な私はこの“MUMM”という会社をまるで知りませんでした。
なのでエピソードなども初めて聞く話ばかりでしたが
なんと、藤田嗣治画伯がコチラの「ロゼ シャンパーニュ」のボトルネックをデザインしたのですって。
ガイドのアニーさんがそういえば見学中に
私物だ、という、 バラの絵の描いた小さいフタのようなものを見せて説明されていましたが
私、ちょっと後ろの方だったので
ちゃんと見えなかったし声もイマイチ聞こえなかったのよね・・・
この“MUMM”社の敷地内には「フジタ礼拝堂」が建っています。
そのこともちっとも知らなかったアタシ
バスが動きだしてから
アニーさんが
「これがフジタの・・・」
って聞こえたのですが
これが私は“住んでいた家”かなにか、と思って
撮ったのよねー。
違うやん!
礼拝堂は
この「MUMM」本社オフィスの
向かいに建っております。
この「MUMM」本社オフィスの
向かいに建っております。
「MUMM」社のルネ・ラルー社長と懇意にしていた藤田嗣治は
彼に洗礼親になってもらい、洗礼を受け「レオナール・フジタ」となりました。
社長はこの「MUMM」の敷地内に「フジタ礼拝堂」を建て
藤田画伯は建物・ステンドグラス・彫刻にいたるまでデザインしたのです。
その時、画伯、御年80歳だったというから物凄い気力です。
風情ある街を通り抜けて
ランスの大聖堂に向かいます。
ランスの大聖堂に向かいます。
by viggo_yoyo_1544
| 2011-01-09 21:24
| 2010年9/15~22フランス・パリ