2008年4/5(sat)「IL GHIOTTONE」

超有名イタリアン
「IL GHIOTTONE」
どだい電話が繋がらないのよ。
今回は根性入れてひろんちゃんが
コンサートチケゲット並みの
時間をかけて電話しまくりました。
初めてこのお店に来たのはもう2年半くらい前になると思います。
そのときはどうしようか、と思うほど迷った

お店に電話を入れても普段から繋がらないようにしているのか、全然連絡取れず。
色んなところに書いてある地図もこれまた超判りにくい!
「八坂の塔」の近くらしいけれど、その「八坂の塔」の場所を当時よく知らなかったのです。
おまけに最初の時は「夜

あっちグルグル、こっちグルグル・・・・・・。

左側を見ても普通のお家が見えるだけ。
お店は陰に隠れたところにあって
その時は暗くってキモチ悪く、とてもその先に行こうという気にならない感じでした。
しかし、あまりに見つからないので意を決して奥まで覗きに行き
あったぁ・・・・・!
「こんなん判る訳ないやろ!」

それ位判りにくい所にあります。
けれども今はもう迷いません。
久しぶりにようやく取れた予約。
前回はさすがにおいしい!と思ったので今回も楽しみです。
今回はランチです。
¥3675のAコースと¥5250のBコース
それからシェフのスペシャルランチ¥7875と¥10500があります。
Aコースだって結構なボリューム。
今回はコレを注文。
それから、ひろんちゃんの誕生日祝い



「赤」より「白」がいいなァと
決めました。
1/2サイズ。デキャンタでやってきます。
「辛口がいいです。」とお願いして
選んだシャルドネです。
名前は忘れたぴょ~ん(爆)
「フルーティですが酸味があります。」と
お店の方がおっしゃった通りの
お味でした。

エスプーマを浮かべた
冷たいトマトのスープ”
トマトは高知産のフルーツトマト。
トマトそのものがとっても美味しい!
バジル風味です。

色んな種類がありましたが
ランチ時はどうやらフランスパン
1種類のみのようです。
なくなったらすぐに追加してくれます。
オリーブオイルにつけて食べましょう。
手前は最初に持ってきてくれるグリッシーニ。
いくつ取っても可

ちょっと太めですね


春野菜のサラダ”
本来はカツオなのですが
私がカツオがダメ、と言う事で
スズキに変更していただきました。
スズキは軽く炭火で炙ってあり
からすみパウダーが散らして
あります。

ケンケン鰹のカルパッチョと
たっぷり野菜のサラダ”
これが本来のメニューの
カツオのもの。
カツオも炭火で軽く炙ってあり
グリーンマスタードの
ソースがかかっています。

キューリやセロリの他に
ちょっと面白いものが。
この茶色のチップは
“しょうがのチップ”です。
アイディアですねぇ


副題に「春の香りで」とついてある

スモークサーモンのサーモンピンクとキャベツの黄緑が本当に春を感じさせてくれるお料理。
これもキャベツにちゃんと火が通っているのに、シャキシャキとしていて
歯ざわりも楽しめました。
今回はずーっと「野菜」がどれも特に美味しい


普通の民家だった所を
改装したような感じです。
なので、お庭などに和風調の
あしらいが残っています。


トロトロスクランブルエッグ添え”
もち豚は鹿児島産。これも炭火焼きです。
“ラルド”っていうのは豚の脂身を生ハム状に加工したものなのですって




何種類かあって高い方のBコースは
選べるのですが、安い方は
おまかせになります。
高知産のひと口小金みかんと
日向夏とブラマンジェ。
そして珍しいのは“ういきょう”を
ソルベとソースにして添えてあります。
最後には葉っぱも散らしちゃう

“ういきょう”は“フェンネル”よね。
あの独特の香りが広がる
爽やかなドルチェでした。

今回の感想は?
先程も書いたように
野菜の味がどれも良く
素材の良さを感じました。
料理そのものも美味しい。
けれども最近色んなお店に
連れて行って頂くせいなのか
最初の時のような
新鮮さはあまり感じませんでした。
これは他のお店のレベルも非常に高くなっているという事なのでしょうね。
またコチラのお店、東京にも出店されてオーナーシェフがこの日も不在の感じ。
どうしても「人任せ」の緊張感のなさは、ごまかせない印象も受けました。
不満では決してないのですけれど。
予約にあれだけの労力と時間をかけないといけない程ではもうないかなぁ・・・
